かんかんのGOT7レポート

GOT7の活動を記録するオタクのレポートという名のメモブログ

"車なし"でJJProject「내일,오늘」のロケ地を巡る旅①

はじめまして。こんにちは。こんばんわ。
かんかんと申します。

今回は、GOT7のロケ地レポートです!
とは言っても、GOT7のジェボムさんとジニョンさんのユニットである「JJProject」の聖地とも言われるロケ地です。
ここまで言えば、アガセの皆さんは察しがつくと思いますが説明させていただくと、彼らが約5年ぶりにカムバックした2017年に発売されたアルバム「Verse 2」でタイトル曲だった「내일,오늘(Tomorrow,Today)」のMV撮影をされた場所へと行ってまいりました!
そう、「北海道」へ!!!

まずどこからお話すればよいのやら、ということで。
ロケ地をどう巡ったのかを知りたいだけで、まえがきや私の話はどうでもよいという方は、ちょっとここからのお話しはサッとスクロールしてください。

さてさて。
GOT7の始まりとも言えるジェボムさんとジニョンさんで組まれているユニット「JJProject」ですが、彼らは2012年に「Bounce」という楽曲でデビューを果たします。
今の彼らからは想像できない、というかもはや彼らの本質とは違った雰囲気であるように見えるコンセプトでデビューしてますが、私はこの楽曲自体は好きです。
そこから彼らは2014年に「GOT7」として再デビューをすることとなります。
1度デビューを果たしてにも関わらず、ユニットとしてカムバックするのではなく、グループとして再びデビュー。
当時のジェボムさんとジニョンさんの心境を考えると胸が痛くなりますが、こうしてGOT7として活動をスタートした彼ら。
私がGOT7のファン(通称『アガセ』)になったのは2016年春だったので、JJProjectの存在は、GOT7を知ってから知ることとなりました。
苦節を味わった、唯一の同志のようなふたりの姿がかっこいいなと思ってからはJJProjectのカムバックも密かに待っておりました。

そしてついに、2017年カムバックが発表され、アルバム「Verse 2」が発売となります。
全曲彼らが楽曲制作に携わり、当時の等身大の彼らが現われている素晴らしいアルバムです。
当時を振り返ってジェボムさんは「意味深いアルバム」だと各所で言っておられて、ジェボムさんがどれほどこのアルバムに思い入れがあり大事にされているかが伺えます。
収録されている楽曲で私の大好きな「ON&ON」という楽曲があるのですが、この曲について彼らは、
ジェボム「多くの人が光を肯定的に見るけど、必ず良いとは言えなくてずっと追うと辛くて目が痛いように、そんな歌詞を書きたかった」
ジニョン「光が明るすぎると僕たちの目を瞑らせるようにとても大きなものは僕たちを閉じ込める」
そんなふうに話されていました。
歌詞も「輝くsky 僕を隠して 見えないんだ 目は閉じられて」というふうに、光(輝くsky)に対して、次に肯定的なポジティブな歌詞を持ってきていない。
だけど「暗さに慣れれば道が見えるようになる」という歌詞もこの楽曲には書かれています。
このほの暗さとその中にある強さが、いろんなことを味わってきたふたりならではだなと思います。

そんなアルバムのタイトル曲は「내일,오늘」という、迷いや悩みがストレートに表現されたアイドルらしからぬ楽曲。
「自分の選択に自信がなくなっていく」
「どうやって自分の道を見つければいいのか」
こんなふうに、どこか影があり、人間らしさがあって、それがよく表現されている楽曲であり、アルバムだと思います。

そんな楽曲のMVが撮影された場所が雄大な土地が広がる北海道だったんですね。
当初、ライブ終わりに韓国へと帰るメンバーとは別に彼らだけ別の場所に向かう空港での姿がマスターによって撮られていましたが、このMVのためだったとアルバムが発表されて知ることとなりました。

約5年ぶりにカムバックした彼らの楽曲の映像が日本、北海道で撮影されたということだけでも嬉しく、発表当初から北海道に行きたくて行きたくてしかたがありませんでした。
しかしながら、ロケーションされた場所は交通の便が都会ほどではなく車が必須であろうと、ペーパードライバーの私は半ば諦めモードであり、半分は運転手を雇って行こうかと思っていました。(いや、運転の練習せぇよ)
そうしてウダウダしているうちに、2022年になってしまいました。

今回、何故今、ロケ地を巡ろうと思ったか、キッカケがいくつかありまして、その話をしたいのですが、そんな話は興味がない方はサッと適当にスクロールしてください。

さて、そのキッカケというのが、まず私はGOT7以外にも好きな人たちが何人かおりまして。
そのひとつに、所属する全員が北海道出身であり、俳優・大泉洋氏も所属する劇団「TEAM NACS」を皆さんご存知でしょうか?
私は学生の頃に映像ではありますが、彼らの舞台を拝見して以来大好きなんですが、去年彼らが3年ぶりだったかな?公演をされまして。
それもまた映像で見たんですが、「やはりおもしろいな」とNACSさんの舞台や、大泉洋氏が多くの人に知られることとなった伝説の北海道ローカル番組「水曜どうでしょう」を色々と見返していく内に、『北海道行きたいな……』という思いが芽生えました。
この時点では、札幌にあるNACSさんの聖地でも巡れればいいかな、내일,오늘のロケ地も行きたいけど無理やろしなー、くらいの気持ちです。

そんなふうに思いながら過ごしていたときに、伝説とも言えよう、事務所退所後、1年半ほどのあまりにも早いスピードでGOT7のカムバックが発表されました。
事務所が皆違う中でのカムバック、しかもファンコンまでやるって!?は!?……衝撃しかないですよね、もう。
そうしてカムバックを追いながら過ごしていくうちに、『せっかく北海道行こうと思ってるのに、私はずっと行きたがってるロケ地行かないの?』と疑問が湧き出し、どうにかして行けないかと模索し始めます。

NACSさんを起点に「北海道行きたいな」という思いがあった上でGOT7がカムバックしたため、積年の思いが爆発したのかもしれません。
「ロケ地ってどう巡るのかな」とそんなことをツイッターでぽつぽつ呟いていると、お世話になっているアガセさんにお声がけいただいたことも大きいです。
ひとりじゃ無理でも同志とならば!と、私はアガセさんとこうして北海道のロケ地へと向かうこととなりました。

まだ、少しだけ話は続きます。
何度も言いますが、まえがきにご興味なければスクロールください。

さて。
私はペーパードライバーであり、彼女は免許をお持ちではなかったので、「レンタサイクル」「電車」「バス」「タクシー」「観光タクシー等の貸切タクシー」「徒歩」が私達の足の選択肢になります。
ロケ地巡りをされた方々に車はあった方がいいとアドバイスいただいたのですが、私一人ならばレンタカーを借りて走ることも考えられますが(いや実際はひとりでも乗らんかも、怖いよー、運転!)、助手席に自分以外の命が乗ってると思うと私のようなペーパードライバーが車を走らすわけにはいかん!とレンタカーは断念しました。

車なしでロケ地である北海道、しかも美瑛と富良野を巡る。
かなり無謀な感じはこの字面からも想像できるとは思いますが、調べれば調べるほど「車がいるんじゃないか?」と思わされます。笑
電車やバスの本数が極端に少なく、時間も絶妙なんですね。参りました。
ただ私が幸いだったことは、一緒に旅してくれる彼女がめちゃくちゃできる方だった!!!
どこをどう巡るのか、日程を組んでくれたのは彼女であり、私はただ電話口で「うぉ~!すげぇ~!これなら行けそう~!」とハジャイでいただけです。
しかも出発日の2週間ほど前にご一緒することになり、そこからリサーチして計画立ててくださったわけですから、頭が上がりません。
こうして、【"車なし"でJJProject「내일,오늘」のロケ地を巡る旅】は実行されることとなりました。

いやー、長いまえがきでした、すみません。
とりあえずは、まずそんな彼らの楽曲「내일,오늘」のMVをご覧ください。

https://youtu.be/ktdqlQ1zhg4
JJProject「내일,오늘」

は~~~~~~、めっちゃくっちゃ良い!!!
ミュージックビデオであり、なんだかちょっとしたロードムービーのようでもあり、素敵ですよね。
グループ内で彼らだけが趣味としている読書だったり、彼らがわりかし自然の中で過ごすのが好きだったり、「ふたりらしさ」みたいなものが感じられます。
最初のデビューからずっと苦楽を共にした彼らでないとこの雰囲気は出せないでしょう。

さて、このMVで登場する北海道、美瑛と富良野の様々な景色。
それを我々は巡ります。(やっと本編始まるで)
※この記事ではスマホで撮影した写真を掲載し、フィルムカメラで撮影した写真は後日、また違う記事にてご紹介したいと思いますので、ご興味あればご覧ください。





1日目。
私と彼女は住んでいる場所がかなり違うため、現地集合=美瑛駅に集合という計画を立てました。
ちなみに、集合日の前日に私は札幌入りを果たしております。

朝、私は札幌駅からまず旭川駅へ向かいました。
特急が走ってるので約1時間25分で旭川駅へ到着します。
そして旭川駅に到着後、電車を乗り換えて美瑛駅へ向かいました。
各駅停車の電車で35分ほどで美瑛駅に到着します。

美瑛駅到着後、彼女と合流。
雨のち曇りの予報だったのですが、この時点で曇り。
レンタサイクル店で電動自転車を借り、店のおじさんに行きたい場所を聞かれたので伝えると地図を出して教えてくださいました。
私は地図見てもよう分からんかったので、ひたすら彼女に着いていっただけだったんですけれども。
ちなみに、おじさんには「ジェットコースターの路行くの?遠いよ?」と言われました。笑

兎にも角にも、電動自転車を走らせて、ジェットコースターの路へ。
途中、新栄の丘や、広がる大地を写真に収めたりして寄り道をしたので、1時間半後にジェットコースターの路に到着しました。

まさに、ジェットコースター!!!
アップとダウンを繰り返してますが、傾斜は思ってたよりキツくない。
ただ長いので上りは電動自転車もオートモードからパワーモードにチェンジしてましたね。笑
(パワー!!!)(某きんにくん)
結構、たくさんの人が写真を撮りに来られてました。
そしてここで彼女と、JJProjectや、GOT7や、お互いの推しであるジェボムさんやらのことを話し込み……。笑
喋りだしたら止まらないから、あっという間に時間は過ぎて「今日セブンスターの木も行くよね?」と急ぎ、美瑛駅へと戻りました。
帰りは寄り道しなかったので1時間もかからずに美瑛駅へと戻りました。

美瑛駅に戻り、昼食をとってからセブンスターの木に向かいます。
昼食をとったレストランがガイドブックにも載ってるめっちゃ美味しいお店で、そこで食事しながら語り合い、気付けば店にはお客さんの人っ子一人いない。
やらかした、私らこの経験2回目やないか……。
※以前にも飲食店で閉店時間に気づかず喋っていた前科がある。
大丈夫ですよ~と言ってくださるお店のお姉さんに何度も謝りながら、慌てて出ました。

そこからセブンスターの木へ向かいました。
セブンスターの木は、その名の通り、タバコのCMやパッケージに起用されたことで有名になった木で、それまでは「北瑛の一本木」という名称で親しまれていたようです。
前半にジェットコースターの路までの激走を遂げていたので、地図を見ながら「ここから近いな」みたいな妙な感覚にはなってましたね。
実際、すごく遠くはなかった、はず。多分。笑
自転車を走らせて似たような木を遠巻きに見つけるたびに「あれか!?……違ったわ」を繰り返しつつ、到着。

何度も勝手に騙されてたので、見たときに「ほんまにこれか?」と疑ってたんですが、ちゃんとフォトスポットの立て看板ある~。これでした。観光客の方も結構いました。

내일,오늘のMVではクラシックカーをこのセブンスターの木の下に止めて本を読んでる場面が印象的でしたよね。

道路を挟んで反対側には白樺の木が並んでいて、MVでもその前を歩いている場面があります。
その写真はさすがに車道を歩かないと撮れないので断念。

MVでその白樺の木よりかなり奥にある、遠くに映ってる白い建物だけ撮影。
※MVをご確認ください。この建物映ってるから!笑

アルバムが発売された際に特典として、ジェボムさんとジニョンさんがこのMV撮影時に自らで撮られた写真をまとめたフォトエッセイがついてましたが、そのフォトエッセイに「夫婦ポプラ農園」という建物の写真が収録されていました。
この農園はネットの地図上だとおそらくセブンスターの木の向かい側にあったようなんですが、今現在はなくなっていました。いやぁ、残念……。

ここで、彼女のツイッターにひとつのダイレクトメールが飛び込みます。
『ジェットコースターの路ではなくて、就実の丘ってところでMVを撮られてるんです』と旅の行程になかった聖地が発覚!!!!!
え、ジェットコースターの路じゃないの!?!?
水曜どうでしょうなら、激しい筆の文字で『違った!』とか出そうな場面だな)
私は「ええ!?どうしよ!?」と慌てふためくだけでしたが、彼女は「ホテルで計画を立てます」と、なんと頼もしい……!
そしてこのあと、日産スカイラインのCMに登場した美瑛の丘の有名スポット「ケンとメリーの木」にも寄り、再び美瑛駅へと戻りました。
……というかさ、今日、雨のち曇りって言ってたのに、めちゃくちゃ晴れとるやないかい!日差しが強くて暑いよ!思いっきり日焼けしたよ!でも雨降らなくて良かったよ、ありがとう!

とにかく、レンタサイクルでロケ地「ジェットコースターの路」と「セブンスターの木」を巡った1日目はこれにて終了です。

自転車を1日中漕いでたんですが、見る景色全てが感動的で大地を直に感じられたように思います。
ロケ地以外にも有名な場所に寄れたのも良かった。
車がある方が何かと都合はいいですが、1時間ほどでもレンタサイクルでこの北海道という大地を巡ってほしいな、と感じた1日目でした。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
旅はまたまだ続きます。
更新した際にはまた読んでいただけたら幸いです。

ではまた。